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LP(ランディングページ)とHPの違い(2)

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HP制作や戦略について進めていると目にする「LP(ランディングページ)」。
前回の記事では、LPって何?LPの特徴(レイアウト・デザイン・掲載する情報)についてご紹介しました。
今回の記事では、LPの強み、HPか?LPか?についてご紹介します。

LPの強み

1.離脱の防止 

HPの場合、内部リンクで他ページに移動するごとに必ず一定数が離脱します。
LPはほとんどの場合1ページで完結し、この内部リンクと移動が少ないため、離脱を防止することができます。
その結果、HPよりも多くのユーザーを注文フォームやお問い合わせフォームへ導くことが可能です。

2.CV(コンバージョン)を高める

コンバージョン(CV)とは、英語では"conversion"と書き、「転換」や「変換」という意味です。Web業界では、訪問者がホームページの目標としているアクションを起こした状態を指します。
LPは、資料請求・お問い合わせ・注文などを促すことに特化しており、CVを高める効果が期待できます。

3.アクションを促すために理想的な順番で情報を提供できる

ユーザーに問い合わせや資料請求、注文をしてもらうためには、情報を多く与えればよいというものではなく、適切な順番で提供することが必要です。
例えば、以下のような情報を掲載したHPがあったとします。
① 「こんなことでお困りではないですか?」
② 「この商品なら解決できます」
③ 「今なら機関限定価格/無料サンプル提供中/お見積は無料」
この順番が入れ替わると、ユーザーの関心を引きアクションを起こしてもらうことは難しくなります。
HPの場合、TOPから順番に期待通りに情報を読み進めてもらうことは難しいですが、LPならば、ページ内の上から下への自然な流れで読み進めてもらえれば、適切な順番で情報を提供することができます。

4.比較的安価に制作できる

LPは、1ページ構成であることから、比較的安価に制作できます。
ただし、LPはSEOに弱いなど公開するだけでは成果が出にくいため、リスティング広告やSNS広告などの対策が必要になることがしばしばあり、中長期的にはコストがかさむ可能性もあります。

HPか?LPか?

結論としてHPとLPのどちらがよいのか?というと、サイトの目的・用途によります。
売り込みたいサービスや商品の数が多く、見込みターゲット層も幅広い場合は、HPで幅広い情報提供をすることが有効でしょう。
一方、売り込みたいサービスや商品が単一である場合や、ターゲット層が限られている場合は、LPが有効でしょう。
予算的に、一定期間で顧客を増やし、HP制作コストを回収する必要があるなら、まずは商材を絞ったLPを低価格で制作して、その後HPの製作を行うというのも、一つの方法です。

まとめ

LPの特徴・強みについて、HPと比較してご紹介しました。
HPとLPのそれぞれの特性を理解し、自社の企業戦略およびWeb戦略を明確にして、目的・用途に応じた選択を行うことが重要です。

(ライター K.M)

HPか?LPか?

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