斬新なデザインのホームページは注目を集めますし、見ていて何だかワクワクした楽しい気持ちになります。
また、ホームページで発信する情報は新しいものが好まれます。
テキストや画像などの情報の中身が新しいものであることはもちろん、デザインが今風であることは、ホームページの信頼性を高めるために重要です。
Webデザインのトレンドは、世界情勢、テクノロジーの変化、ユーザーの希望によって毎年変わります。
今回は、2022年トレンドのWebデザインについてご紹介します。

かつては装飾や情報量の多いデザインが好まれる傾向もありましたが、ここ最近のWebデザインはミニマルなものが主流です。
ミニマルなWebデザインは、ページ表示速度が速いという実用面でも優れており、モバイル主流の時代において、より求められることになると考えられます。
ミニマルといえばモノトーンやフラットデザインがイメージされやすいですが、アースカラー、非対称レイアウト、大胆なタイポグラフィなど、他のトレンドと組み合わせると、個性的で今風なデザインとすることができます。

ホワイトスペースとは、テキストや画像など何も要素が表示されていない余白スペースのことです。「白」に限定せず、どんな色でも構いません。
余白スペースはなるべく少なくすることがよいとされた時期もありましたが、最近では、ホワイトスペースをうまく効かせることが主流です。
ホワイトスペースを活用することで、お洒落、かつ読みやすさを兼ね備えたホームページにすることができます。

パンデミックの発生以降、人々の自然や癒しを求める傾向から、ファッションのトレンドでもいわゆるくすみ色、アースカラーが流行しています。
アースカラーは目にも優しく、長時間のweb画面を閲覧するユーザーにとっても嬉しい設計です。

長い間、webデザインの定番は左右対称のレイアウトでしたが、じわじわと左右非対称レイアウトが流行ってきています。
非対称レイアウトは躍動感や流動性、大きなインパクトを与えることができます。
非対称なものは、人間に不完全な印象と違和感を与えます。
その違和感が、単調になりがちなweb閲覧にアクセントをもたらしてくれます。
例えば読ませたいキャッチコピーやコンテンツなどに意図的に非対称レイアウトや非対称グラフィックを配置することで、ユーザーの視線を誘導することが可能でしょう。

企業webホームページで特に流行しているのが、この大胆なタイポグラフィです。
太くて大きなサイズのフォントを大胆に使用することで、文字が写真などと同等のインパクトを持ち、ユーザーにメッセージを瞬時に認識させることができます。

これらのトレンドのうち、自社サイトと相性の良いものを選んで導入してみてください。
ホームページの印象を、より今風のものにすることができるでしょう。

（ライター　K.M）